2021年9月開催のセミナーのご案内とご挨拶

「自分が持っているものは出し切りました」

残暑の候、貴社ますますご繁栄のことお慶び申し上げます。
開催前から様々な困難に見舞われた2020東京オリンピックも閉幕しました。オリンピックの開催については今でも賛否あると思いますが、多くの興奮と感動を届けてくれた選手の皆さんは間違いなく賞賛されるべきでしょう。

さて、オリンピック選手たちのインタビューを聞いていると、「自分が持っているものは出し切りました」とコメントしている場面を目にします。厳しい練習を重ね、すばらしい成績をおさめても、尚それ以上のパフォーマンスを求めるアスリートたちの自己目標は、想像を絶するものがあります。だからこそ、そのようなコメントと共に彼らが見せてくれる晴れやかな顔には、メダルなどの結果に関わらず、私たちも心を動かされます。

ただ、残念ながら私たちの身近な職場で時折聞かれる「自分としてやり切りました」という発言の中には、先ほどのように思えないものがあります。これは先のアスリートたちのように標準的な目標をはるかに上回る自己目標を掲げているものと異なり、自己目標が標準的な目標よりも下に設定されてしまっている時に生じる現象です。

もちろん、そうならないようにマネージャ―は組織目標と部下の自己目標との水準を合致させなければなりません。しかし、これが上手くできておらず、本人としては精一杯がんばったつもりでも、会社や組織からみると評価に値しない状態に留まってしまっている事態が少なからず起こってしまっているのです。先のアスリートのような高い自己目標までは求めないにしても、会社や組織が求める目標と、本人が認識している目標との水準を一致させ、本人の頑張りが周りのメンバーからも賞賛されるものとなるようにしたいですね。

さて、今月も貴社の人材マネジメントにおいて参考となるようなセミナーをご用意しました。ご多忙とは存じますがご興味あるテーマがありましたら是非ご参加ください。

敬具
2021年 8月 吉日